2011.07.07.

続フィンランド日記〜エストニア 首都タリン 

フィンランド3日目

この日は朝一番の船でバルト三国の一つ エストニアの首都タリンへ行ってきました。

エストニアは大変永らく、ソ連の支配下に置かれていましたが、1991年に独立。
最近ようやく社会主義の暗い影が薄らぎ 中世の町並みを残すバルト三国観光の玄関口として賑わいを見せ始めている街です。

タリンへはフィンランドから高速艇Linda Line Expressで1時間半で行けます。

朝8時半
徒歩でターミナルへ到着
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高速艇がお待ちかねです。

この日の天気は生憎の曇り空
天候によって運休になる事が多々あるらしいので、行けるだけで幸せです。

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白鳥が先導してくれてます。

船内は1,2階に分かれており、どちらへでも行き来自由です。カジノもあります。
ウエイターが一通りの乗客に注文を取りに来ますが、パリでエスプレッソを飲みすぎて胃を悪くしていたので、丁重にお断りさせていただきました。

そうこうしているうちに、船はタリン港へ到着。

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タリン港から歩くこと 約15分でタリン市街地に入ります。

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市街地に入るとそこはまさしく中世の時代への入り口 
タイムスリップでもしたかのような錯覚を覚えました。
天候の影響もあるのでしょうが、他のヨーロッパの雰囲気とは違った空気の重たさを感じました。

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昼食はオルデ・ハンザという中世の料理を出来る限り再現したというレストランに行ってきました。
店内は薄暗く 照明は蝋燭 トイレは地下にあるのですが、そこまでの通路の明かりも蝋燭で、かなり雰囲気がありました。 正直ちょっと怖いです。

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ハンバーグみたいなニュアンスのものを注文したつもりでしたが、写真のようなそぼろ丼+αみたいなのが来ました。 美味しいかったかどうかは分かりませんが、楽しい食事の時間を過ごすことが出来ました。

通貨はKroon(クローン) フィンランドで換金してきましたが、ユーロも使えました。

帰りの船が3時頃だったと思います、昼食後は足早に残りの市街地を探索しました。

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エストニアリネンのお店 
日本のセレクトショップなどで売られているリネンブランドのお店でした。
どの生地も優しい色合いで使いやすそうでしたよ。

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観光客向けのセグウエィのレンタルに興味深深の少年が印象的でした。

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観光客にアーモンドを売る女性達
民族衣装に素敵な笑顔 でも靴には大きな穴が。
エストニアの現状を垣間見たような気がしました。

裕福になり 使い捨てが当たり前になった私達
穴が開いた靴は履かずとも、
もう少し もう少し 
モノ一つ一つと向き合い、こだわって付き合っていければいいなと思いました。

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おそらく日本からエストニアへ直で行く事はほとんどないと思いますが、
是非フィンランドへ行かれた際は、
一日余裕をみて、エストニア観光をしてみてはいかがですか。
私は今回エストニアに行けて本当に良かったです。



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高速艇のデッキにて。
フィンランドに近づくにつれて晴れ間が出てきました。
帰国まで後すとこ一日 ようやく旅が終わりに近づいてきました。


※去年9月のお話です。







posted by ファニファニ at 01:02 | Comment(0) | pari〜finland 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011.05.17.

続 フィンランド日記2 アアルト アルテック アカデミア

こんばんは 製造のkoichiです。

奇跡の2日連続更新です!♪

ヘンルンキの中心部に着き、
ようやく街の雰囲気がつかめたみたいで
水を得た魚のように建築家 アルヴァ アアルト氏の軌跡を追ってきました。

と『ええかっこ 言うても ガイドブック頼りですけど・・・ 』

ーアルヴァ アアルトー
20世紀を代表するモダニズム建築家
数多くの建築物 デザインを残し1976年没後も
その輝きは失われる事なく、世界中の人々から愛され続けている。

ヘルシンキの人々の憩いの場 エスプラナーディ公園

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その公園を囲むように数多くのフィンランドブランドショップが並びます。
その中の2つ アルテックとアカデミア書店をご案内致します。

アルテック 
アアルトデザインのインテリアを販売するお店。
かもめ食堂で使われていたインテリア(テーブルと椅子)もアアルトデザインのアルテック社のものです。

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日本で購入する価格よりもかなり格安で買えるので思い切ってスツールを購入して手荷物で持って帰ろうかと思ったのですが、その場の勢いで買うと、経験上ろくなことがないのであっさり断念 
後悔はしてませんよ・・・・・

フィンランドに住む知子さんの情報によると フィンランドの人はアルテックの椅子を一度にまとめて買うのではなく、何年も掛けて買い足していくんだって。

欲しいものはゆっくり時間を掛けて手にして行くって事かな?合ってる?知子さん
きっと大事に使われるんでしょうね♪


アカデミア書店
アアルトデザインの建築物でもっとも訪れやすい建物
実用を考えた建築と言われながらも私自身数多くのワクワクも感じられたような気がします。

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アアルト66 チェア

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3階から地下1階までの吹き抜けフロアは良い眺めです。

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アカデミア書店2階にあるcafe aaltで一休み
映画『かもめ食堂』で主人公のサチエさんとみどりさんが最初に出会った場所

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この雰囲気でガッチャマンの歌を熱唱する勇気は私にはありませんでした・・・・

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Rが何かを注文しにいってます。

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Rが値段も見ずに注文したマカロンのようなもの なんと6€
食べる前に知ってればもっと味わったのに・・・・
その前に値段知ってれば頼んでないよな きっと

要注意 危険です。 絶対頼んではダメですよ。


この時間 もう19時くらいだったかな、そろそろ夕食の時間だったので
スーパーへ買出しに この日の締めです。

言葉が分からない国の夜食はスーパーに限ります♪

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量り売りです。
欲しい果物に前に書いてある番号を押して 果物を乗せると『ビー』ってプライスシールが出てくる仕組みです。
思ったより高かったりすると スッとシールをポケットにしまい 品物を元の場所へ(汗)

確かバナナを買ったかな?


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楽しそうすぎる牛乳パック

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今日の夜食はコチラ

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バナナ やっぱり買ってましたね。
リンゴ 鶏のグリル 味のついた豆?? そしてスープ
スープが変わっててなんか癖になる味でした。

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そしてデザート 贅沢ですね〜 

オールドマーケットホールで買ってもらったアップルパイ 
美味しかったです。


以上フィンランド 2日目でした。
翌日は朝一でエストニアへ行くので早めの消灯です。

では3へつづく。
posted by ファニファニ at 01:17 | Comment(0) | pari〜finland 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011.05.16.

続 フィンランド日記

ご無沙汰しております。
製造のkouichiです。

滋賀での新生活にようやく慣れ、若干の余裕が出てきたので、久々に日記を書いてみようと夜更かししています。

※工場準備の為 お待たせしておりますお客様。大変 申し訳ございません。
整い次第 順に声を掛けさせて頂きますのでどうか 今しばらくお待ちくださいませ。


久し振りの日記 腕まくりをして気合を入れたものの書く事が溜まりすぎて、何を書いていいのやら・・・・・

とりあえず 一番中途半端な状態でstopしてしまっている pari~finland日記の続きから書いてみますね。思いだしながら。。。。


かもめ食堂を出て 私の希望で ヒエタラハティ・アンティークマーケットホールへ向いました。
地図では、かもめ食堂からはそう遠くはない距離 
探索がてら歩いて向いました。

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フィンランドの日常を垣間見ながら結構な時間 歩いたような気がします。

が 一向に目的地らしきものが見当たりません・・・
どうやらまた迷ったみたいです。 

明らかに困ってそうに見える我々の前に1人の紳士が現れ
道を教えてくれようとしたのですが、

あまりにも目的地から離れすぎていたみたいで

紳士もどう説明したらいいのか・・・
それでもなんとか行く方法を考えてくれていたのですが
5分くらい考えた挙句 出てきた答えは

『GOOD LUCK!』

さじを投げられました(笑)

というのも食堂を出た後、我々はいつしか目的地と反対の方向に歩いていたようで
えらい所まで行ってました。

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Rの中指が指す所が目的地 我々がいる所が人差し指。

気付いた時にはもうくたくた 早急に目的地を変更 
ヒエタラハティ・アンティークマーケットホールはなかったことに・・・・・

Rもかなり弱っていたので アイスクリームをご馳走しました。

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オモチャの指輪付き。
間違えてお子様セット(マックのハッピーセット)らしきものを注文してしまったみたいです。

アイスを食べながら歩いていると
映画『かもめ食堂』の撮影で使われた『カフェ・ウルスラ』が
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こんな所にあるって知ってたらアイスクリームを食べずお茶したのにな。
折角なのでウルスラの前でアイスクリームを頂きました。

軽い 営業妨害です。 スミマセン。

それから海沿いをテクテク歩いてホテルのある中心街へ向いました。

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ようやくヘルシンキ大聖堂が見えてきました。

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港にあるオールドマーケットホール

私の大好物 アップルパイを買ってもらいました。


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フィンランド人は赤がお好きです。そして夫婦仲良く手をつないでゆっくりと歩いている光景をよく目にしました。

プチ情報 フィンランドでは女性が圧倒的に強いみたいです。
今の日本もそんな気がするんだけど気のせいかな・・・? 

離れてるから言えるけど 特に高知県では・・・・・


おやすみなさい  続く(汗)
posted by ファニファニ at 02:55 | Comment(0) | pari〜finland 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.12.26.

かもめ食堂 IN ヘルシンキ

映画《かもめ食堂》のロケ地《かもめ食堂》に無事到着しました。

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迷って迷ってやっとの思いで到着したので 空腹がピークに達していて
かもめ食堂に来れた喜びよりも食事にありつける安堵感の方が大きかったかも(笑)

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わしゃ まっこと 腹が減ったがじゃ〜

まずは腹ごしらえ
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私は見たまんまですが なんかのフライを頂きました。

Rはなんかのスープを・・・・
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すみません 完全に度忘れしてしまいました。

ランチはドリンクバーとサラダがついて€9ぐらいのお手ごろ価格でした。

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詳しくは忘れましたが フィンランドのあま〜い ノンアルコールビールだと思います。
常温で置かれてて 自分でコップに注ぐのですが なんとも言えない妙な味でした。
いい経験です。

腹ごしらえも終えたのでホッと一息

店内物色

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店内はかもめ食堂ツアー(ヘルシンキの駅付近から日本人のガイドさんが連れてきてくれる)というのがあって、その人たちとタイミングが被ったのもあるのでしょうが、私達を含めほぼ半数が日本人観光客。
内装も撮影の時とは9割変わってて、よほど意識しないと《かもめ食堂》にいる事を忘れそうでした。

でもここは間違いなく、世界に一つだけのかもめ食堂 

今思うともっとゆっくり空間を味わえばよかったな・・・・

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ドリンクバーのコーヒーはtake outも出来るので、外のテラス席でいただくと2度美味しいです。

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先日、かもめ食堂のDVDを借りてきて又見てしまいました。
もうかれこれ10数回目?

やはりあの空気感は映画ならでは。 流石ですね〜

でも現地へ行ってから見る映画はまた格別でした。
行く価値は大いにありです。


Kahvila Suomi
Pursimiehenkatu 12
00150 Helsinki, Finland

tel. +358 (0)9 657 422

info@kahvilasuomi.fi
www.kahvilasuomi.fi
posted by ファニファニ at 23:32 | Comment(0) | pari〜finland 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.12.20.

ヘルシンキ 探索

マーケット広場で思う存分物色し
時間にして10時ごろ 

翌日行くエストニア タリン行きのチケットの予約をしにターミナルへ

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ヘルシンキからタリンへ行くには何種類か船が出てるのですが、我々は時間が無いのでLinda Line Expressという高速艇で行く事にしました。

因みに高速艇で行くと約1時間半 フェリーで行くと約3時間半かかります。
料金は高速艇で片道29€ フェリーで片道23€くらいからです。

時期により混雑してて予約が取れないこともあるそうなので 予約は早めがいいそうです。
(フィンランド バーサに住む ともこさんの情報です。)
ともこさんについては追々触れたいと思います。

※ともこさーん元気ですか!! 今日の高知は汗ばむ陽気で年末と言う感じが全くしないです。
バーサはどんな事になってるのでしょう 想像もつきませんが フィンランド最後の冬 思いっきり満喫して下さいね。雪だるまはもう作りましたか?
また電話ででも話しが出来るのを楽しみにしてます。
Koichi

すみません ちょっと脱線してしまいました。

船の予約も順調に終え ほっと一安心
安心と同時にお腹が空いてきました。

フィンランドでランチと言えばやはりあそこでしょう♪

そう ruokala lokki 『かもめ食堂』です。

映画 かもめ食堂の空気感が大好きで いつの間にかリピートリピートで10回近くは見てると思うのですが、
今回まさかのロケ地となったフィンランドに来れて。
かもめ食堂へ行けると思っただけでも も〜うれしくてうれしくて♪
 北の国からを見て富良野に行った時とおなじぐらいテンションが上がったような気がします。
『あ〜あ〜あああああ〜あ♪ うう〜ううううう〜♪』 ←なんでもええんか

港からかもめ食堂までは歩くと結構な距離だったと思いますが
気分が↑なので全くお構いなし

手始めに丘を駆け上がりました。
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どんだけ嬉しいねん

かもめ食堂へ行く道中


デザインミュージアムを発見
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さらっと新旧の北欧デザインに触れてきました。
残念なが館内はno pictureでした。 普通はそうなのかな?
ルーブルが特別なのかも

食堂付近には Kartellの専門店や
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アンティークランプが数多く並ぶ店がありました。
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でもまずは ランチだという事でとりあえずスルー

足早に目的地に足を進めたのですが・・・・

あれ?地図ではこの辺なはずなのに 全然たどりつかない・・・・

未だに僕が間違ったのではなく地図が間違っていると信じているのですが、4ブロック違う筋をうろうろしてたみたいで、結局親切な地元の人に教えて貰って

港から途中 寄り道はしましたが、予定時間を大幅オーバー
13時頃だったと思います。

ついに!! 『到着』
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続く・・・   きっと

posted by ファニファニ at 23:21 | Comment(0) | pari〜finland 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする